本「【改正民法対応版】訪問理美容サービス業務委託契約書」は、病院や介護施設等の運営者(甲)と理容室または美容室の運営者(乙)との間で、訪問理美容サービスを業務委託する際に必要となる重要事項を網羅した雛型です。
本雛型は、理容師法および美容師法に基づく「特別な事情」に配慮し、適法な訪問理美容サービスの提供を可能にする内容となっています。
ここで言う「特別な事情」とは、理容師法施行令第四条および美容師法施行令第四条に規定されている以下の場合を指します:
・疾病その他の理由により、理容所・美容所に来ることができない者に対して理容・美容を行う場合
・婚礼その他の儀式に参列する者に対してその儀式の直前に理容・美容を行う場合
・都道府県または保健所を設置する市が条例で定める場合
例えば、東京都の場合、3番目の条件として以下のような場合が定められています:
・山間部等における理容所・美容所のない地域に居住する者に対して、その居住地で施術を行う場合
・社会福祉施設等において、その入所者に対して施術を行う場合
・演劇に出演する者等に対して、出演等の直前に施術を行う場合
本契約書雛型は、これらの「特別な事情」を十分に考慮し、適法かつ適切な訪問理美容サービスの提供が可能となるよう設計されています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2020年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(定義)
第3条(業務内容)
第4条(法令遵守)
第5条(業務委託料)
第6条(サービスの予約と変更)
第7条(設備・用具)
第8条(衛生管理)
第9条(損害賠償)
第10条(秘密保持)
第11条(個人情報保護)
第12条(再委託の禁止)
第13条(契約期間)
第14条(解約)
第15条(反社会的勢力の排除)
第16条(契約の変更)
第17条(協議事項)
第18条(管轄裁判所)
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