本「【改正民法対応版】建物修繕工事のための隣地使用契約書」は、建物の修繕工事に伴う隣地使用に関する権利義務関係を明確に定めるために作成された契約書の雛型です。
建物の修繕工事では、足場の設置や資材置き場の確保のために隣地を使用する必要が生じることが多く、トラブルを未然に防ぐためには適切な契約の締結が不可欠です。
本契約書雛型本文では、土地の使用目的、使用期間、使用料、保証金といった基本的な事項から、騒音・振動対策、近隣対策、現況調査、原状回復、損害賠償、反社会的勢力の排除まで、実務において重要な事項を漏れなく規定しています。
さらに、別紙として本件土地使用部分図面、現況調査書、写真台帳、工事計画書の書式も完備しており、これらを活用することで、土地の使用状況や工事内容を明確に記録することができます。
本契約書雛型の特徴として、近年増加している近隣トラブルへの対応や環境配慮に関する条項を充実させている点が挙げられます。
また、工事の各段階における報告義務や点検権を明確に規定することで、土地所有者の権利保護にも十分な配慮をしています。
適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。2023年4月1日施行の改正民法対応版です。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(対象建物)
第3条(対象地)
第4条(使用目的)
第5条(使用期間)
第6条(使用料)
第7条(保証金)
第8条(使用上の遵守事項)
第9条(騒音・振動対策)
第10条(近隣対策)
第11条(第三者の立入り)
第12条(現況調査)
第13条(設備の設置・除去)
第14条(報告義務)
第15条(定期点検)
第16条(権利譲渡の禁止)
第17条(工事の中止)
第18条(原状回復)
第19条(損害賠償)
第20条(保険)
第21条(暴力団等の排除)
第22条(契約解除)
第23条(管轄裁判所)
第24条(協議事項)
別紙1:本件土地使用部分図面
別紙2:現況調査書
別紙3:工事計画書
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