本「【改正民法対応版】フィットネスクラブ施設運営業務委託契約書」は、スポーツジムやフィットネスセンターなどの施設オーナーが、第三者に施設の管理運営を委託する際に必要となる契約書の雛型です。
2020年4月1日施行の改正民法に完全対応しており、特に転貸借に関する問題を慎重に考慮した内容となっています。
施設の運営管理を委託する際の重要なポイントとして、営業活動の名義や経営指揮権を施設オーナーに残しつつ、日常的な運営管理を受託者に委ねる形式を採用しています。これにより、賃貸物件で営業している場合でも、転貸とみなされるリスクを最小限に抑えることが可能です。
本契約書雛型では、会員管理からスタッフの労務管理、施設の維持管理に至るまで、フィットネス施設の運営に必要な業務内容を詳細に規定しています。
また、売上金の管理方法や経営管理報酬の設定についても明確な基準を示しており、オーナーと運営受託者の間で発生しやすい争点についても、あらかじめ対応方針を定めています。
さらに、従業員の雇用責任の所在や販促活動の進め方、設備投資の承認プロセスなど、実務上で重要となる事項も漏れなく規定しています。
契約期間や解除事由、反社会的勢力の排除など、取引の安全性を確保するための条項も充実しており、長期的な事業運営を見据えた内容となっています。
なお、本契約書は基本的な雛型として作成されていますので、具体的な案件においては、施設の規模や運営形態、当事者の意向などに応じて、適宜条項を調整してご利用ください。
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(経営管理の基本原則)
第3条(委託業務の内容)
第4条(従業員の雇用)
第5条(営業時間及び定休日)
第6条(会員制度)
第7条(経営管理報酬)
第8条(売上金等の管理)
第9条(経理処理)
第10条(販促活動)
第11条(設備投資等)
第12条(保険)
第13条(守秘義務)
第14条(禁止事項)
第15条(競業避止)
第16条(契約期間)
第17条(中途解約)
第18条(解除)
第19条(損害賠償)
第20条(反社会的勢力の排除)
第21条(協議事項)
第22条(管轄裁判所)
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