企業間はもとより、近年では通信インフラの普及により対個人においてもデータ処理の業務委託が広まっています。
さまざまなトラブルを回避するためにも、委託側としては、成果物の所有権及び著作権やノウハウ等の知的財産権の帰属、また秘密保持義務などを事前に当事者間で取り決めておく必要があります。
また、受託側としても、成果物の納入検査や対価の支払いについて、金額、支払い時期、支払い方法などを業務受託前に定めておくことで、対価未払いを回避することにつながります。
本書式は、上記を網羅したかたちの「データ処理業務委託契約書」の雛型です。
どのような種類のデータにもご活用できるように、特に種類や属性を限定しておりませんので、幅広くご利用いただけます。適宜ご編集の上でご利用いただければと存じます。
2021年改正民法対応版です。なお、印紙税法上の第2号文書「請負に関する契約」に該当しますので、契約書に記載された契約金額に応じた税額の収入印紙の添付が必要となります。
出典:国税庁【No.7102 請負に関する契約書】
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/inshi/7102.htm
〔条文タイトル〕
第1条(目的)
第2条(業務の実施)
第3条(解約)
第4条(資料等の提供)
第5条(対価)
第6条(権利の帰属)
第7条(保証)
第8条(秘密保持義務)
第9条(契約終了後の措置)
第10条(解除)
第11条(期限の利益の喪失)
第12条(権利義務の譲渡禁止)
第13条(協議事項)
第14条(合意管轄)
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